ベンガル語 文字 母音編

অ আ ই ঈ উ ঊ ঋ এ ঐ ও ঔ


みなさんこんにちは。ドゥイノンボルです。ついにベンガル文字に手を出すことにしました。

だって、もし将来有望なベンガル語の使い手が来てくれたら、会話だけじゃ満足できずに文字も覚えていってくれるかもしれないじゃないですか。

スマートな解説は各参考書にお任せするとして……前置き代わりに心の叫びを聞いてください。

「私、ベンガル文字勉強から何度も脱走してます!」

スポンジが水を吸うように物を覚えられる時期などとうに過ぎ去りました。それならばと理屈で覚えようにも見慣れない文字はちょっと表を見たくらいじゃ記憶に残ってくれないんです。

そんな私が、どーにかこーにか読めるようになるまでの軌跡です。どうぞ楽しんでください。できれば一緒に覚えてください。きっと世界が広がります。


さぁ、本編に入りましょう。

今回紹介するベンガル語の母音は11個あります。日本語の倍以上ありますね。とりあえず見てください。

অ আ ই ঈ উ ঊ ঋ এ ঐ ও ঔ

覚えられそうですか? 私はこれ見て逃げました。だって似てるのいっぱいあるし。

ポジティブな情報を1つ挙げるなら

書き順は気にしなくていいです。

みんな好きなように書いてるし、正しい書き順があったとしても多分誰も守りません。自由万歳。


トップバッターは অ 読み方は「オ」です。発音記号は「ɔ」とか「o」とかあるけど、とにかくこれは「お」です。

この অ を覚えると……

「অনেকが読めるよ。よかったね」

だそうです。「たくさん」という意味で「オネック」と読みます。


আ = 

2番手は আ 読み方は「あ」です。さっきの অ「お」に線が1本増えました。

もう1つ「া」とあるのは子音と組み合わせた時に使う記号です。

例えば「か」という音の場合、ক + আ じゃなくて কা と表します。

なぜঅには記号が無かったのかというと、子音が単品の時はঅの音で読むからです。とりあえずそういうことにしておいてください。

この আ を覚えると……

আমিが読めるよ。よかったね」

だそうです。「私」という意味の単語で、「アミ」と読みます。ベンガル語 会話編の例文で毎回のように出てきます。


ই = ি

3番目は ই 読み方は「い」です。子音と組み合わせる時は ি を使います。子音の左側に母音の記号付けるの? という私の疑問は軽く流された記憶があります。

さっき出てきた「আমি」を見てもらえれば分かると思うんですけど、ベンガル語って単語ごとに繋がって書くんです。

আ + ম + ই = আমি

どこからどこまでが1文字なのか見分けづらくないですか? 母音の位置があっちこっちにあると見分けづらい気がするんですけど、解決策は「慣れる」1択です。

この ই を覚えると……

「ইংরেজিが読めるよ。よかったね」

だそうです。「いんれじ」と読みます。

「いんれじ……いんれじ……いんれじ……イングリッシュ……English」です。


ঈ = 

続いて4番目は ঈ 読み方は「い」です。

「い」は(ই←コレ)さっき出てきたじゃんとか言いたくなりますよね?

しかもこの2つ発音同じなんですよ? 覚える音1つ減った、わーいとか言えばいいんでしょうか。

子音と組み合わせる時は ী を使います。さっきの ি と微妙に似ているのがまた何とも言えない感じです。とにかく、なんかこう……ふわっとしたFみたいなのがあれば「い」なんだなーと思ってください。

この ঈ を覚えると……

「ঈদが読めるよ。よかったね」

だそうです。「イード」と読みます。イスラム教のお祭りです。


উ = 

5番目、উ 読み方は「う」です。子音と組み合わせる時は ু 下に記号を付けます。字は綺麗に書かないとよく見間違います。

で、この উ を覚えると……

「উপরেが読めるよ。よかったね」

だそうです。「上に」という意味で、「ウポレ」と読みます。


ঊ = 

半分超えました。6番目は ঊ さっきの উ を2度書きした感じです。

読み方は উ と同じく「う」です。「い」の時と同じパターンですね。

子音と組み合わせる時は ূ 見えにくいですが、さっきの ু がくるっと回らなくなったパターンです。

この ঊ を覚えると……

「特に良いことは無いよ。今は使わないから」

だそうです。


ঋ = 

なぜかメンバー入りしている7番目、ঋ 読み方は「り」です。

本当に母音になっている合理的な理由が全く分からないです。きっとそのうち偉い人が「そろそろ ঋ 外していいんじゃない?」って言ってくれるんじゃないですかね。

初心者に伝統と戦う力はありません。黙って覚えましょう。子音と組み合わせる時は ৃ です。

ややこしくなってきた頃だと思うので復習します。

ু う ূ う ৃ り 

大丈夫でしょうか。さて、この ঋ を覚えると……

「ঋণが読めるよ。よかったね」

だそうです。読み方は「リン」意味は「借金」です。何度も聞いていればローンに聞こえなくも……ないか。


এ = 

8番目、এ 読み方は「え」です。発音記号的に言うと e とか æ です。æは学校で英語習った時に「アとエの中間の音」とか言われませんでしたか? アレです。

子音と組み合わせる時は ে を使います。左側に母音が来るパターンですね。

この এ を覚えると……

「এখনが読めるよ。よかったね」

だそうです。「今」という意味で「エコン」と読みます。


ঐ = 

さっきとよく似た9番目、ঐ 過去のパターンからいけばこれは「え」のはず。でも、これは「おぃ」と読むそうです。そのはずなんですけど、聞いた限りでは「えぃ」に聞こえます。

子音と組み合わせるパターンは ৈ です。 েの頭にちょんと飾りを付けるだけです。

で、この ঐ を覚えると……

「ঐの意味が分かるよ。よかったね」

だそうです。「同上」つまり「〃」っていう意味です。書類とかで見つけられるかも。


ও = 

数字の3によく似た10番目、ও 読み方は「お」です。

特筆すべきは子音と組み合わせる時。ো 前後ガッチリ囲む新しいタイプの登場です。

この非常に3っぽい ও を覚えると……

「ওইが読めるよ。よかったね」

だそうです。「その」という意味で、読み方は「オイ」です。母音だけでできてる初心者に優しい単語。


ঔ = 

最後、11番目は ঔ です。ও に飾りが付きました。読み方は「おぅ」です。でも、発音を聞くと「おぃ」に聞こえます。とりあえず「お」とは別物です。

子音と組み合わせる時は ৌ さっきの ো にふわふわとした飾りが付きました。

そして、ঔ を覚えると……

「ちょっと思いつかない」

だそうです。良い単語あったら教えてください。


以上で母音の紹介は終わりです。子音の説明する時に何度も出てくるので1度で覚えられなくても大丈夫。気長にいきましょう。

子音の勉強を始める

 

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