スパイス紹介

みなさんこんにちは。ドゥイノンボルです。

今日は我が家に常備されているスパイスを紹介していきます。スパイスはマサラ…মসলা(モシュラ)とも言います。呼び方は英語を使う事が多いです。

みなさんはスパイスを使ってカレーを作ったことがありますか? 教えてもらったレシピを頼りに意味も分からずスパイスを加えたりしませんでしたか? 私がそうです。

そして、ある時ふと気づくわけです。「あの粉は何なの?」と。

という訳で一覧を作ってみました。種類が少ないと思うかもしれませんが、バングラデシュ人の家もだいたいこんな感じでした。お家で何十種類ものスパイスを駆使して日々のカレーを作る人は多分いません。


コリアンダー ধনিয়া

我が家ではパウダータイプを使ってます。葉っぱ部分は料理の仕上げによく使用されています。葉も種も使える万能選手。

生で食べる時はパクチーって言います。中華料理の時は香菜です。呼び名が変われば急に親近感が湧いてきますね。

和名はコエンドロ。カメムシソウの別名もあります。食欲が無くなるネーミングです。

ギャバン コリアンダー パウダー 75g

クミン জিরা

私たちの思うカレーの味はクミンパウダーがメインである事が多いです。我が家のカレーにはやたらと入っています。

これ以外にもクミンシードと言って、種っぽい見た目の実が入っていることもあります。食べても大丈夫。刺激はありません。

和名はウマゼリです。

ギャバン クミン パウダー 65g

カルダモン এলাচ

噛むと「いーっ!」てなる緑の種。食べる時には取り除いてOKです。香りがとても良いスパイス。

和名はショウズク。漢方系のお薬で見た覚えがあります。

GABAN カルダモン ホール 100g

シナモン দারুচিনি

香り担当。スイーツに使われることも多いですね。我が家では主にチャイの時に使います。

桂皮と呼ばれることもあります。日本にはお薬として入ってきました。

GABAN シナモン スティック セイロン(シール巻) カップ 20本

ターメリック হলুদ

日本人にはウコンと言った方が分かりやすいですね。

カレーの黄色はターメリックの色です。強い日差しに当てれば取れるので、白いシャツにカレーが落ちても諦めないで。

GABAN ターメリックパウダー 80g

クローブ লবঙ্গ

噛んだら「いーっ!」てなる茶色のスパイス。肉料理の時によく使います。

和名は丁子。百里香とも言われます。その名のとおり香りが超強いです。

GABAN クローブス ホール 100g

チリパウダー মরিচ

辛さ担当。人によって好みの辛さは違うので、お店に行くと生の青唐辛子とライムが料理と一緒に出され、齧って調節するスタイルが一般的です。

GABAN チリパウダー 450g

ガラムマサラ

忙しい主婦の味方、クックドゥ的ポジションの調味料がガラムマサラです。他にもミートマサラ、フィッシュマサラ、ベジタブルマサラなどがあります。

GABAN チリパウダー 450g

ガーリック

にんにく。すりおろして使うことが多いです。

ジンジャー

生姜。「え? そんなに使う?」って言いたくなる量が入ってます。日本と違い、暑い国の生姜は大きくて味が薄めです。


商品紹介の写真を見て「近所のスーパーにあるやつだ」と思った人へお願いです。

お願いだから最初の1回は日本で広く流通してる会社の物を少量買ってね!

輸入品にコスパが良いものがあるのは本当です。ただ、スパイスの良し悪しを見分けられる日本人とかシロウトではまずいません。見た目は似たような粉ですし。

そして、日本のスーパーで取り扱いのあるスパイスの品質は平均点よりかなり上です。ここで基準点を作ってから数多あるスパイスの旅へ出かけてください。

「カレー作ってみたけど全然美味しくできない。原因は料理のウデじゃなくてスパイスの質が悪かったから」

みたいな悲劇を防ぐ事ができると思います。

少量買ってね! と言ったのはスパイスを使い切れず……かといって初期投資したから捨てることもできず、キッチンの隅っこで賞味期限切れまでひっそり放置されるケースが多いからです。下手をすれば数年に及ぶ静かな戦いになります。

スパイスの歴史は古く、薬として用いられている物もたくさんあります。効能などを調べていけば、カレーは「食べる漢方」とも言えると思いました。

体調に合わせて配合を変えたりできればカッコイイですね。

それではみなさん、良いスパイス生活を。

 

 

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