みなさんこんにちは。ドゥイノンボルです。
今日はバングラデシュ版オレオレ詐欺part2をやります。
前回のバングラデシュ版オレオレ詐欺part1とは違って、今回は本当に自分の息子が電話をかけてきたパターンです。用心深くなったお母さんが息子に出した質問とは……?
<ベンガル語 使用例>
A( ˘•ω•˘ ) Hello মা? কাজের সময়ে একটু সমস্যা হয়েছে ,টাকা লাগবে ।
B٩(๑`н´๑)۶ আপনি কে? আমাকে মিথ্যা বলে,তুমি খারপ মানুষ নাকি?
A(╥ω╥`) কি বলে! ছেলে এর ভয়েস ভুলে গেছ?
B( つ•̀ω•́)つ আচ্ছা ,তাহলে তোমার মা এর পূর্ণনাম বলো ।
A(๑°⌓°๑) …বেগম ।
B٩(๑òωó๑)۶ তুমি আমার ছেলে না ।
A( ˘•ω•˘ ) (Hello マー? カジェ ショモエ エクトゥ ショモッシャ ホイチェ、タカ ラクベ)
B٩(๑`н´๑)۶ (アプニ ケー? アマケ ミッタ ボレ、トゥミ カラップ マヌシュ ナキ?)
A(╥ω╥`) (キーボレ! チェレ エル ヴォイス ブレ ゲチョウ?)
B( つ•̀ω•́)つ (アッチャ、タホレ トマル マ エル プルノナム ボロ)
A(๑°⌓°๑) (……ベゴム)
B٩(๑òωó๑)۶ (トゥミ アマル チェレ ナ)
A( ˘•ω•˘ ) 「もしもし母さん? 仕事でトラブルがあって、どうしてもお金が必要なんだ」
B٩(๑`н´๑)۶ 「あなた誰? 私にウソを言って、悪い人なんでしょう?」
A(╥ω╥`) 「何言ってるんだよ! 息子の声を忘れたのかい?」
B( つ•̀ω•́)つ 「それじゃあ、母さんのフルネームを言いなさい」
A(๑°⌓°๑) 「……ベゴム」
B٩(๑òωó๑)۶ 「あんたは私の息子じゃないわ!」
母親のフルネームが分からないバングラデシュ人は少なからずいます。
書類なんかで父親の名前を求められることはあっても母親の名前を書かされることはめったになく、子供の頃から呼びかけるときは「お母さん」
改めて聞かれると返答に窮するのかもしれません。
女性の場合、一般的に名前の後ろに「べゴム」や「アクタル」を付けます。
これがまた厄介で……。
ベゴム
「○○・ベゴム」 のように後ろに「ベゴム」があれば既婚女性です。
だけど、「ベゴム・○○・○○」のように前に「べゴム」があれば尊称に変わります。この場合は「○○女史」「ミセス〇〇」
アクタル
「○○・アクタル」のように名前の後ろにくっつけます。既婚・未婚の両方に使えます。
だけど、アクタルという名前の男性もいるんです。もう分かりません。
そもそも苗字という概念がないので、理解するのは難しいのかもしれません。
ヒンドゥー教徒は日本と同じように夫の姓を名乗りますし、仏教徒はだいたいみんな「ボルア」が名前に入っています。
ラブリーやハッピー、ベビーみたいな外国語由来の名前も増えてきていて、激レアですが日本語由来の「オシン」さんもいます。
キラキラネームみたいな現象は、どこの国でも起こり得るものなのかもしれません。
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