みなさんこんにちは。ドゥイノンボルです。
ベンガル語文字講座、子音編に入りました。
30個以上ある子音をどうやって紹介していくか……
プランA
一気に全部紹介 → 壁に貼った表が風景の一部と化して記憶に定着せず。
プランB
分かりにくいポイントに絞って話す → 文字覚えてない段階で聞いてチンプンカンプンになって脱走
プランC
よく似た子音ごとにグループ分け → 記憶が混乱して脱走
プランD
日本語の50音と対応した表で解説 → 自分の名前だけ覚えてそれっきり。
挫折と脱走の暗い記憶を掘り起こすことになりました。
私のベンガル語レベルの都合上、1つずつ紹介することにします。難しい話は後回し。
目標は読める文字をガンガン増やしていくこと。
分からないところが分からない状態から、分からない部分を質問できる状態を目指します。
参考書だと1ページで終わることに30記事かけたっていいじゃない。だって覚えられなかったんだもん。
さあ、意識低い系目標が定まったところで本日の主役をご紹介
ক
担当は「K」です。
前回、子音は単品だとঅ「お」の音で発音すると紹介しました。だからこれは「こ」と読みます。
……残念なお知らせですが、ここでルール追加します。
・単語の最初に子音が来た時は「お」
・単語の中に子音があった時は「お」もしくは「う」
・単語の最後に子音があったら「う」
「う」はなるべくはっきり言わず、子音だけを発音するイメージで言うといい感じに聞こえます。
「残念だけど例外もあるよ! 他にも後出しジャンケンみたいなルールもあるよ! これで怒ってたら結合文字までたどり着いた時に心が折れちゃうよ!」
長い道のりです。ゆっくり行きましょう。母音編で紹介した文字の内、অ「お」を除く10個と組み合わせた文字を紹介します。
ক + (আ=া) = কা か
ক + (ই=ি) = কি き
ক + (ঈ=ী) = কী き
ক + (উ=ু) = কু く
ক + (ঊ=ূ) = কূ く
ক + (ঋ=ৃ) = কৃ くり
ক + (এ=ে) = কে け
ক + (ঐ=ৈ) = কৈ こぃ
ক + (ও=ো) = কো こ
ক + (ঔ=ৌ) = কৌ こぅ
ক が「K」であることが分かって、母音の復習ができたなら上々です。
発音聞いてみたい人は気になる文字をGoogle翻訳使って聞いてみてください。
ウチでは自前の音声録音して編集してUPできるほどお金かけられないよ! コピー&ペースト&リスニング推奨。
ちなみに、覚えたことを自慢すると……
「すごいね! これ読める?」
って言われてこの後めちゃくちゃクイズした。
メモとってきたので公開します。みなさんも紙と鉛筆を用意してチャレンジしてみてください。
クイズ! ベンガル語!
次の〇に入る文字を答えてください。
1.ঢাকা (だっ〇)
2.অনেক (〇ねっ〇)
3.টাকা (た〇)
4.করা (〇ら)
5.ঠিকানা (てぃ〇な)
6.এক (〇〇)
7.কি (〇ー)
8.কখন (〇こん)
9.কেন (〇の)
- কে (〇ー)
クイズ! ベンガル語! こたえ
1.ঢাকা ダッカ
バングラデシュの首都の名前です。人口密度がすごい。
2.অনেক オネック
意味は「たくさん」 単品の子音が最後にあったら「う」の音です。母音はもちろん読めましたよね?
3.টাকা タカ
バングラデシュのお金の単位。2018年9月5日のレートだと100タカは132円。100円は75タカだそうです。
4.করা コラ
意味は「する」 英語の「do」です。最初に単品の子音があったら「お」の音です。楽勝でしたよね?
5.ঠিকানা ティカナ
意味は「住所」 どこからどこまでが1文字なのか見分けられましたか? この繋がった横線、1字書くごとにちょっとずつ継ぎ足ししてます。最初にびーっと長い線を引く人は見たことがありません。
6.এক エク
数字の「1」です。やる気のある人のためにもう少し。এক(えく)দুই(どぅい) তিন(てぃん)で「1.2.3」
7.কি キー
「何?」って聞くときに使います。1文字構成。やったね。
8.কখন ココン
「いつ?」と時を聞くときに使います。バングラデシュ人の時間感覚は日本人よりおおらかな人が多いよ。約束の時間決めるなら、念押しするか、余裕あるスケジュールにするか、広い心を準備してね。
9.কেন ケノ
「どうして?」って理由を聞く時に使います。疑問詞にকの出現率高い……気のせいかな?
10.কে ケー
気のせいじゃなかった! কেは「誰?」と聞くときに使います。
結果はどうでしたか? 出題にやたら偏りがありますが、
「一生使わない単語覚えてどうするの?」
だそうです。気持ちに余裕があればカタカナ部分と意味だけでも記憶の片隅に置いてあげてください。頻出単語なので将来きっと役に立ちます。
よく見ればいろいろな所にいる「ক」覚えてもらえたら嬉しいです。
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